MIOロマン雑記・きょうのうた
北国の小さな町でレストランとビジネスホテルを営んでいるMIOの雑々人生記。 気まぐれに歌を詠む歌人でもある。
物語・キッチン2・・・・・・お見合いの料理
きょうのうたひらめきが新しきをも創り出す 耐えぬ情熱料理にこめて

「きょうはお見合いですって」
「予算は・・・・」
「4,000円で、飲み放題だから料理予算は2,000円です」
「鍋料理を付けてくださいとのことです」
お見合い料理で《鍋料理》を入れる、結局、常連の仲人をする美容院の
ご夫妻の食べたいものということになるらしい。
それでも、お見合いとなれば、それなりの見た目も必要になるだろう。
それにしてもどんなお見合いだろう。MIOは余計な詮索を巡らした。
「40歳の会社のオーナーの男性と30代の女性とのことです」
聞きもしないのに支配人が話してくる。
この情報、どうでもいいと思いつつも、せめて華やかにと思い、前菜の
一品に《鮪のカルパッチョ・サラダ》がひらめいた。
でも、やっぱり最初の一品は、温かいものがいいか。
それでは小さなグラタンを作ろう、そして《スチームベジタブル》と
前菜は3点とした。
しかし、そのオーナー40歳まで独身とは、どうしたわけだろう・・・。
女性も35歳は過ぎているようだとのこと、二人ともバツイチか・・・。
いや、子供もいたりして・・・・・。
定番のメニューを少しアレンジして、《メキシカン・蛸唐サルサソース》
《アジアン風・フォー&チキン》《チャイニーズ・白身魚四川風》
《ベーニエ・3種》と続け、ここで希望の《鍋料理》を出す。
個別にと思ったが、見合いの二人が取り合ったりすればと、大鍋・大皿で
《豚しゃぶ鍋》を提供。
「お取りしますか」
「あっ、すみません、お願いします」
「お料理は得意ですか」
「はい、なんでも一通りは・・・・」
こんなやり取りで弾んでいるだろう・・・・・・・・・・。
デザートを運びながら、MIOが挨拶に部屋に入った。
どうしても、二人を見ておきたいだけの、野次馬根性としかいえない。
「ありがとうございます」ドアを開けたMIOは、すぐさま唖然とした。
そこには、ガンガン飲み続ける女仲人、鍋奉行を務める男仲人・・・
そして、退屈そうな男女がいた・・・・・・・。
物語・キッチン1・・・・前菜《スチームベジタブル&ベーコン》
きょうのうた冬野菜美味しくなれと祈りつつ 試行錯誤のスチーム調理

このところ「おまかせコース」のオーダーが多い。
「おまかせコース」の食事コースは、シェフMIOの担当である。
きょうも30代のカップルが「宿泊おまかせプラン」のお客様だ。
ご夫妻なのか、婚約者なのか不倫のカップルかなど、どうでもいいことであるが
実は、明確にこの情報が欲しいこともある。
前菜は永遠の研究テーマと口癖のMIO。
早速一品目の前菜に取り掛かる。
今の季節冬野菜が美味しい。
蕪が格別美味である。厚めに皮をむいて生でサラダにするのが一番おいしいが
きょうは、ブロッコリー、カリフラワー、パプリカとともにスチームで調理した。
スチーム調理は、MIOがレストラン開店以来取り組んでいる調理システムなので、
データーの蓄積は万全。
90℃のスチームで4分の加熱をして、温野菜の状態でベーコンを添えて仕上げた。
温野菜のドレッシングは、即興で、グレープシードと白ワインビネガーをベースに
あっさりとまとめ、野菜の旨味を生かすことにした。
《スチームベジタブル&ベーコン》から、コースはスタートした。
・スチームベジタブル&ベーコン
・寒鱈の白子の酢の物
・鳥海山芋と漬鮪
・寒鱈汁
・蛸のから揚げ、メキシカンサルサソース
・小さなポテトグラタン
・オージービーフのサイコロステーキ
・庄内浜産《八角》のブイヤベース
・庄内豚のスチームステーキ《まるちゃん》
・オリジナルベークドケーキ盛り合わせ
「7,650円で、宿泊代も朝食もついいて、こんなフルコースが出るんですか」
「ワインも、地酒もおいしかったです」
食事を終えたカップルが、ロビーカウンターのスタッフに声をかけている。
そんな、声を聞いてMIOはロビーに向う。
「ありがとうございました」と挨拶をしようとしが、二人は客室への階段を
登りはじめていた・・・・・・・・・・・。
《ラブリーボーン》に泣く
きょうのうた魂が未来探して迷い行く 若き命は何故に絶たれし

オッキの観たい《シンケンジャー》なる映画が、山形市の《ムービー・オン》
でしか上映していないというので、きょうも90分のドライブで山形市に向った。
山形県内独占上映というのは、映画館ではそれなりの売りだろうが、こうも
観たい映画が遠くでは、いささか困るなどと思いつつも、結構この遠出を我々
は楽しんでいる。
《シンケンジャー》と同時上映で、スピルバーグ監督で話題の《ラブリーボーン》
が上映されていたで、私はオッキと別れて、これを観る事にした。
14歳で変質者に襲われ殺されてしまった少女スージーの、天国での成仏までの
物語と、家族の葛藤が平行したストリーとして描かれている。
泣けるという、うたい文句だったが、私はストリー展開の面白さと、映像の美しさ
に感動した。
原作「ラブリーボーン」は、世界で1000万部を越えるベストセラーという。
私は読んでいないが、どうしてもこれは読まなければならない気がする。
スピルバーグ監督が描いた、少女スージーの世界は、読み手によって変わるもの
だろう。
読書後、私がこの映画のように美しく悲しい感想をもてることに期待しよう・・。
サッカースポーツ少年団の集いに思うこと
きょうのうた親子して一年の時振り返る、ボールにかけた熱き思いを

毎年今頃の時期に開催される、スポーツ少年団のパーティ。
6年生を送りながら、一年の戦いを振り返る催しである。
野球や、バレー、サッカーなどのスポ少があるが、サッカーは特に人数が
多い。
きょうの酒田市泉小学校のサッカースポーツ少年団も、団員は50名近いらしく
男女とも楽しくサッカーやフットサルに興じているとのこと。
スポ少の集まりをみていると、親御さんが実にご熱心である。
日本のスポーツの底辺を支えるスポ少の素晴らしさをいまさらながらに感じた。
さて、我が家は私を初めとして、どうも団体競技が苦手である。
中2の娘ミルは、バレーのスポ少もソフトテニスの部活も、さっさと辞めて
しまうし、息子オッキにいたっては、野球もサッカーもバレーも大好きだが
それは、観戦であり、自分が参加する事は一切しない。
二人とも、ゴルフ教室にだけは楽しそうに通っているが、スポーツが好きと
いう訳ではなく、ゴルフの個人主義が気に入っているようだ。
もっとも、親が友人をあまり作ろうとしない個人主義で、ゴルフしかやらない
ことが最大の要因であろう。
これでいいのかは疑問である・・・・・・・・・。




